
私たちの想い
アリサンについて
わけあいたいわけがある
1988年、アリサンは自然豊かな埼玉の山間部に 移住したジャックとフェイが、当時手に入りづらかった オーガニックやベジタリアンの食材を周りの人に おすそ分けすることから、はじまりました。 みずから建てた赤いアメリカ風の納屋には 世界中から健康的で持続可能な食材が集まってきます。 川にせりだしたデッキをそなえたカフェでは おいしいベジタリアンメニューはもちろん、 マーケットや季節のイベントをたのしんでいただけます。
わけあうことからはじまったアリサンは、 その輪が広がったいまも、人々が健康でいるために いい食べ物を提供し続けたいと考えています。





Organic
“オーガニック”な食べ物
アリサンは、オーガニックの食品を主に取り扱っています。 創業当時、日本にはオーガニックの認証制度「有機JAS認定」はなく、現地の生産者とコミュニケーションをとりながら、丁寧につくられた信頼のできる食品を提供してきました。 “オーガニック”が信頼関係の上に成り立っているという考え方は今も変わらず、自分たちの目で見て判断した安心のできる食べ物を皆さんの食卓にお届けしています。


Vegetarian
“ベジタリアン”な食べ物
アリサンの食品は、100%ベジタリアン。 30年前からベジタリアンの創業者ジャックがおすすめする食品を扱っています。 ベジタリアンであることは自分たちの体にはもちろん、自然にもやさしい。なにより、野菜はおいしい。肉や魚を使わなくても豊かでおいしく食事を楽しめるベジタリアン食品をたくさんご用意しています。
Sustainable
“持続可能”な食べ物
アリサンは自然の恵みを生かした農法の作り手を応援しています。 なぜなら、私たちみんなが健康でいるために必要なことだから。 土や水を守り、作物が健康に育つ環境、育てる人が健康でいられる環境を守っていくことが、今の私たちや未来の子どもたちの健康につながると考えています。 また、私たちが大切にしていることは、自分たちも含めてみんなが楽しむこと。 楽しいから続けられる。楽しいから輪が広がっていく。 これが持続的に安心できる食べものを提供し続けるために、大切なことだと考えています。

創業者の想い
よいピーナッツバターを
探していたらここまできた
アリサンの旅は30年前に始まりました。はじめは、家族に健康的な食べ物を届けたいという一心で、化学肥料や農薬を使わずに育てた食品を探しました。そして海外へ出かけるたびに、オーガニック食材を持ち帰り、友人たちに分け合うようになったことがいまのアリサンに繋がっています。 最近私が信じてきたことは間違っていなかったんだと感じます。オーガニックは、自分自身や愛する人にはもちろん、生産者や土壌にとっても、そして地球にとっても良いものなんだと。オーガニックは良いことずくめです。 普段から、考えて商品を選び購入することで、社会も変わります。私がこれまでみなさんとオーガニックに関わってこられたことは光栄なことだし、次の30年がどうなっていくのか、みなさんと一緒に見守って行こうと思います。





アリサンストーリー

1982
世界を旅しながら出会った創業者のジャックとフェイ
アメリカで環境汚染の研究者として働いていたアリサンの創業者ジャック。研究の過程で動物実験を繰り返す毎日に疑問を抱き、1982年世界を巡る長い旅に出ます。その頃、同じく休暇でタイへ訪れた創業者のフェイは、ジャックと出会います。環境や動物、食べ物ついて高い意識を持ち、意気投合したふたりは、それからともに旅をすることになりました。





1985
日本に拠点を移し、オーガニック・ベジタリアン食品の輸入を始める
1985年まで旅を続けたジャックとフェイは、友人に誘われ、埼玉県飯能市を拠点に日本と海外を行き来する生活を送りはじめます。日本の骨董品を輸出する仕事を手伝い、ヨーロッパやアメリカに品物を卸した帰りには、スーツケースいっぱいにピーナッツバターやオートミールなどの食品を詰め込んできました。当時日本では海外のオーガニックやベジタリアンの食品を手に入れることが難しく、この持ち帰った食品を日本に住む友人たちと分け合ったのがアリサンのはじまりです。
1987
個人向け通販「Tengu Natural Foods」を開始
1985年頃には海外から食品を持ち帰り友人たちと分け合うことが、ジャックとフェイの大きな楽しみとなっていました。友人たちの輪も広がり、1987年には個人向けの輸入食品通信販売「Tengu Natural Foods」をスタートしました。



1988
高麗本郷に本社移転
個人向け通販の拡大とともに食料品店、飲食店などへの卸販売を開始しました。これまでに輸入してきた食品の生産者を訪ねて、ジャックとフェイはアフリカ、インド、ヨーロッパ、アメリカなど、世界各地を周りました。
2000
高麗本郷に本社移転
アリサン設立から10年以上が経ち、扱う商品やスタッフも増えました。2000年には、埼玉県日高市の高麗本郷に、アメリカ風の赤い屋根の納屋を建設。建材を輸入し、大工の友人やアリサンスタッフ、家族みんなが力をあわせて完成させました。





2001
阿里山カフェオープン /企画イベントをはじめる
高麗川のほとりにある本社の納屋に、阿里山カフェを併設。カフェを利用したマーケットデーを中心に、本社内スペースも利用した料理教室、ワークショップなど、様々なイベントを行っています。
2015
オリジナル商品の製造開始
ジャックのお母さんが書いた、オリジナルレシピのメモが古い料理本に挟まっているのを発見。そのレシピをもとにした「ママのグラノラ」を販売したのをきっかけに、阿里山カフェで手づくりした商品の販売も開始しました。



2022
アリサンパーク
東京 オープン
代々木公園エリアに、アリサンカフェ2号店となるアリサンパークをオープン。サステナブルをテーマにしたイベントやマルシェ等も開催し、身体と地球にやさしい食べものと街の人々をつないでいく場を目指しています。
会社概要
社名
アリサン有限会社
所在地
〒350-1251 埼玉県日高市高麗本郷185-2
代表者
John Bayles
設立
1988年
事業内容
食品輸入卸・飲食店経営・通信販売・イベント企画運営

社名の由来
アリサンは、創業者フェイの故郷である台湾の「阿里山」に由来します。 台湾中部、18の高山からなる国家風景区(国定公園)に指定される景勝地で、大自然が美しい場所です。登山鉄道、森林、雲海、日の出、夕日の五大奇景が有名ですが、そこに住む人々は歴史や自然への造詣が深く、みな助け合って暮らしています。そんな阿里山のような場所を作りたいという想いから社名はつけられました。